食事の偉大さについて

6月まつあたりから、もう真夏な気候になってますね。
水分をたっぷりとって、元気に過ごしたいですね。
妊娠中は、身体の水分量が増えます。
血液の循環を良くして、元気に夏を乗り切りましょう!

最近、私は食事からの身体づくりの勉強中です。
食は身体をつくる資本であると昔から母に教えられていました。
私は生後4か月からのアトピーもあり、母は食事からの身体づくりに取り組んでくれていました。
無農薬の野菜(父がつくってくれていました)、添加物の入っていない食材を使用して食事を作ってくれていました。
そのおかげか、実家で生活している間は、アトピーはかゆいし、かきむしることもありましたが、薬はは使わずとも、それほど苦痛に感じることはなく、私の中では当たり前のこととして生活して来れました。
しかし、私も思春期になり、大学生になったころから、友人との食事で外食が増えたり、バイトで稼いだお金でコンビニでおいしそうなものを買い、飲みたいものを飲み、添加物なんて気にしたくない生活をしていきました。
すると、アトピーの状態はかゆいだけではなく、顔はパンパンに腫れ、傷からは浸出液がとまらない、服を着ると浸出液で服がくっつき、服をはがすとまたかゆくなるという状態に変化していってました。
夜も寝にくく、身体を動かすのもしんどくなってきました。
こりゃだめだと思い、食生活を見直しながら生活することで、少しずつ症状はよくなっていきました。

就職して助産師として病院での仕事をし始め、実家を出ての暮らしが始まりました。
食事の大切さを実感してはいたものの、病院での勤務はハードで、家に帰ってきたら、食事を一からつくるゆとりはありませんでした。時々、気にしてすごしながらも、外食や買ってきたものを食べることも、また多くなっていたと思います。
アトピーの状態は、よくなったり、悪くなったりを繰り返していました。
その後、結婚、出産、子育てを経て、子供もアトピーだったこともあり、再び、食事の在り方について、考えるようになりました。
食は身体をつくる資本。身体を通して実感しています。
私の場合は、アトピーという目に見えるわかりやすいバロメーターがありますが、どの方にも体調の変化があると思います。当たり前になりすぎていて気付いていない(というか気づかないことにしたい)頭痛や肩こりなどを持っている人はたくさんいらっしゃるのでは、ないでしょうか。
身体に合った食事をし、循環の良い身体をつくることで、改善しやすくなるかもしれません。


自分の身体の声に耳を傾け、自分の身体が欲している食事をとりたいですね。
添加物や出来合いのものがたくさん売られているし、皆、忙しい生活を送る世の中なので、すべてそのようなものを取らない生活は難しいと思います。
でも、少なくとも、時々身体からの声を意識してすごしてみるといいかもしれません。
身体にもおいしく、心も元気にしてくれる食事をとれるといいなと思っています。
                                助産師 中村香奈

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